Profile
Photo by 井村重人
鈴木萌子 (すずき もえこ)
12歳より柚木祐美子氏の元でペースメソッドによる音楽教育でピアノを始める。
神奈川県立弥栄高等学校芸術科音楽専攻を経て、2015年上野学園大学音楽学部音楽学科演奏家コースピアノ専門を卒業。
2020年ドイツのマルティン・ルター大学ハレ・ウィッテンベルクの器楽教育課程ピアノ演奏学科を優秀な成績で修了。室内楽演奏試験、中間及び卒業ピアノ演奏試験で満場一致の最高点を獲得。修士論文では「局所性ジストニアのピアニストの演奏法(Arbeirstechnik und Übe-Methodik des Musikers zum kontrollierten Umgang mit Fokaler Dystonie)」を精神的・身体的な面から考察し研究。最高点で高く評価される。2021年ドイツ国家演奏家資格課程獲得。(Künstlerisches Aufbaustudium Konzertexamen Klavier)
ドイツでもピアノ指導にあたるほか、ソロのみならず室内楽や連弾の演奏会に数多く出演。2019年、ソロリサイタル(ハレ)、IMPLUS Musik Festival (ベルリン、カルベ、ハレ)での演奏はいずれも好評を博す。
これまでにピアノを横山幸雄、山崎紫乃、田中照子、ビュローン・レーマン、アルブレヒト・ハルトマン、室内楽をシビリー・ヘーンクの各氏に師事。
第14回スガナミピアノコンクール音大生部門銅賞。第30回日本ピアノ教育連盟主催ピアノオーディション優秀賞。第18回ショパン・コンクールin ASIA 静岡地区大会金賞。第27回日本クラシック音楽コンクール優秀賞。第23回万里の長城杯国際音楽コンクールピアノ部門優秀者。平成26年度「葉山町新人演奏会・輝け若き演奏家たち」にソロで、「皇居内 桃華楽堂御前演奏会」及び「読売新人演奏会」に室内楽で出演。2016年東京国際芸術協会主催、鈴木萌子 ピアノリサイタル~ロマン派音楽に魅せられて~に出演。2019年、未来からくる演奏会を聴く会主催の演奏会にソリストとして出演。
2021年International Competition OPUS2021ピアノ部門第2位。
スガナミ楽器元ピアノ科講師、弥栄高等学校元非常勤講師、上野学園大学の元伴奏要員。ソロのみならず室内楽の分野での活動も精力的に行い、コンクール伴奏や数々のレコーディングを行っている。
ドイツでも後進の指導に携わり、音楽家の局所性ジストニアのためのピアノ奏法のレッスン、ドイツ語レッスンにも定評がある。現在、東京音楽学院ピアノ講師。
のだめカンタービレの主人公、野田恵と同じ誕生日。
スヌーピーと爬虫類が大好き。